海を越えたパートナーシップ提携によりボストン美術館の姉妹館として1999年に開館して以来、様々なテーマの展覧会で名品からこれまで鑑賞の機会がなかった作品の数々をご紹介してきました。
皆様の心に特に残っている展覧会や作品について、ぜひ思い出メッセージをお寄せください。

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2018年

  • ボストン美術館の至宝展
    東西の名品、珠玉のコレクション

    2018年2月18日~7月1日

    ボストン美術館の至宝展
    東西の名品、珠玉のコレクション

    Great Collectors: Masterpieces from the Museum of Fine Arts, Boston

    ボストン美術館は、世界屈指の規模と知名度を誇る百科事典的な美術館です。本展では、その広範なコレクションから、古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術の7分野にわたる珠玉の80点をご紹介しました。また同時に、ボストン美術館の素晴らしいコレクションの形成に寄与した収集家たちにもスポットを当てました。彼らはアメリカ国内だけではなく、世界中を旅し、後にボストン美術館へと寄贈される貴重な美術品を見極め、それらを入手しました。東西の至宝を紹介しながら、収集家たちがどのように魅了され、コレクションを作り上げたのかを探りました。
  • 名古屋ボストン美術館 最終展
    ハピネス ~明日の幸せを求めて

    2018年7月24日~10月8日

    名古屋ボストン美術館 最終展
    ハピネス ~明日の幸せを求めて

    In Pursuit of Happiness
    Favorite Works from the Museum of Fine Arts, Boston

    「幸せ」ってどんなもの?―その答えは国や文化、個人によって違うかもしれません。しかし「幸せ」を求めていく姿勢に古今東西で違いはないのではないでしょうか。本展覧会では、幸せを求めてきた人間の営みを様々な視点でとらえつつ、これまでの展覧会でおなじみの懐かしい作品や、今までご紹介する機会のなかった当館初出品の作品を、洋の東西を問わず幅広くお楽しみいただきます。中でも見逃せない作品が曾我蕭白の《琴棋書画図きんきしょがず》。蕭白らしい闊達な筆遣いで個性豊かな人物たちの様子を描く水墨画です。ボストン美術館に屏風仕立てで収蔵されていたものを、オリジナルの襖の状態に修復して公開します。
    日常における幸せ、四季の美しさを愛でる幸せ、100年前のボストニアンたちが夢見た桃源郷ユートピア、現代アートにみる幸せの表現...展覧会を巡りながら、ご自身の「幸せ」に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
  • 臨時休館のお知らせ

     名古屋ボストン美術館は、台風21号の接近のため、9月4日(火)は臨時休館いたします。

2017年

  • MOA美術館所蔵
    𠮷田博 木版画展 抒情の風景ノスタルジック・ユートピア

    2017年1月14日~2月26日

    MOA美術館所蔵

    𠮷田博 木版画展 抒情の風景ノスタルジック・ユートピア

    Yoshida Hiroshi Woodblock Prints - Nostalgic Utopia, from the MOA Museum of Art

    明治・大正・昭和の時代にかけて活躍した画家、𠮷田博。福岡県久留米市に生まれ、若くしてその才を見出された博は、水彩画・油彩画・木版画といった分野で優れた作品を残しました。中でも国内外の景観を中心とした木版画を多く制作し、その精緻な技法と色彩の豊かさで、今もなお愛好家を魅了し続けています。また、特に「櫻八題」、「東京拾二題」など日本の風景を表現した作品は、その場の光や大気の様子までも再現したかのような写実性と、観る人にどこか懐かしさを感じさせる抒情性を兼ね備えています。本展では𠮷田博の木版画にスポットを当て、MOA美術館の所蔵品より名作86点を紹介しました。
  • 三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵
    歌川広重 東海道五拾三次展

    2017年3月18日~5月14日

    三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵

    歌川広重 東海道五拾三次展

    UTAGAWA HIROSHIGE: Fifty-three Stations of the Tokaido From the collection of Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Money Museum

    街道と宿場の整備が進み、人々が旅を楽しむようになった江戸時代。中でも江戸から京を結ぶ東海道は、もっとも賑わいのある街道でした。歌川広重(1797~1858)の代表作・保永堂版《東海道五拾三次之内》は東海道を題材とした揃物で、その旅情あふれる風景版画は今も人々に愛されています。本展では三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵の浮世絵コレクションより、保永堂版全55点と、類作の行書、隷書、堅絵東海道から東海地方の作品などを加えた75点で《東海道五拾三次》をたどり、広重の情趣豊かな絵画世界を紹介しました。
  • ボストン美術館 パリジェンヌ展
    時代を映す女性たち

    2017年6月10日~10月15日

    ボストン美術館 パリジェンヌ展
    時代を映す女性たち

    La Parisienne: Portraying Women in the Capital of Culture, 1715-1965 from the Museum of Fine Arts, Boston

    花の都・パリ。そこに生きる女性はパリジェンヌと呼ばれ、私たちの憧れの存在となっています。サロンの主宰者、子の世話をする母親、流行を生み出すファッショニスタ、画家のミューズ、そして芸術家―、彼女たちは時代の変化とともにさまざまな表情を見せてきました。芸術家はその魅力をときに愛らしく、ときに凛々しく表現しています。一体パリジェンヌの何が私たちを惹きつけるのでしょうか。
    本展では、ドレスや靴といったファッション、マネやルノワールが描いた肖像、映画や舞台で活躍した女優やダンサーの写真など、ボストン美術館の所蔵品約120点によってパリという都市を体現してきた女性の姿の変遷をたどり、18世紀ロココの時代から20世紀まで、時代の最先端を歩んできたパリジェンヌの姿を紹介しました。
  • ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信

    2017年11月3日~2018年1月21日

    ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信

    Harunobu from the Museum of Fine Arts, Boston

    鈴木春信(1725?-1770)は、錦絵創始期の第一人者として知られる浮世絵師です。若い恋人たち、母と子、さりげない日常、古典主題から発想された見立絵みたてえ・やつし絵など、春信は小さな画面の中に詩的で洗練されたイメージを豊かに表現しました。また江戸の評判娘や名所を主題に取り入れ、錦絵の大衆化にも貢献しました。本展では、質・量ともに世界最高の春信コレクションを誇るボストン美術館の所蔵品から、選りすぐりの春信作品とともに、この絵師を育んだ時代の気風を伝える他の絵師の作品を加えた約150点を紹介しました。希少な春信作品は、ほとんどが海外に所蔵されることから、日本国内で作品を見る機会は大変限られています。本物と出会える最高の機会となりました。

2016年

  • ルノワールの時代
    ~近代ヨーロッパの光と影~

    2016年3月19日~8月21日

    ルノワールの時代
    ~近代ヨーロッパの光と影~

    City Life/Country Life: Light and Shadow in the Age of Renoir

    ルノワールが生きた19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパは、産業革命により近代化が進んだ時代であり、人々の生活は劇的に変りました。ガス灯が輝く通り、華やかな舞台の劇場―街は都市へと変貌し刺激的な場所となります。しかし急激な人口増加に見舞われた都市では生活環境が悪化し、貧富の差が生まれました。人々は都市に息苦しさを感じる一方、自然や素朴な暮らしの残る田舎にピクニックや海水浴などの憩いを求めるようになります。
    本展では、ボストン美術館のコレクションを中心に、油絵、版画、写真の89作品で近代ヨーロッパの生活を紹介しました。芸術家たちを惹きつけた風景とそこに暮らす人々の光と影。ルノワール、モネ、ミレー、ドガ、ゴッホらが描く「都市と田園」の魅力を伝える展示となりました。
  • ボストン美術館所蔵
    俺たちの国芳 わたしの国貞

    2016年9月10日~12月11日

    ボストン美術館所蔵

    俺たちの国芳 わたしの国貞

    KUNIYOSHI & KUNISADA From the Collection of the Museum of Fine Arts, Boston

    初代歌川豊国の門下でしのぎを削り、江戸後期から幕末にかけて浮世絵界を牽引した国芳(1797~1861)と国貞(1786~1864)。江戸ッ子気質で職人肌な国芳に対し柔和温順な国貞と正反対の性格であった2人は、よきライバルとして刺激し合いながらそれぞれ個性的な表現を確立していきました。本展では、抜群の保存状態による色鮮やかさを誇るボストン美術館の浮世絵コレクションから、兄弟弟子(ライバル同士)の170件で当時の究極の大衆文化(ポップカルチャー)であった浮世絵の魅力に迫りました。江戸の「俺たち」を熱くした、国芳が描く英雄(ヒーロー)や任侠の世界。江戸の「わたし」が憧れ夢見た、国貞が描く歌舞伎役者(スター)に美人(モデル)たち。現代の少年マンガやファッション雑誌につながるような、私たちにも共感できる世界観を探りながら、かつてない身近な視点で浮世絵を紹介しました。

2015年

  • ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展
    印象派を魅了した日本の美

    2015年1月2日~5月10日

    ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展
    印象派を魅了した日本の美

    Looking East: Western Artists and the Allure of Japan From the Museum of Fine Arts, Boston

    19世紀後半から20世紀初頭にかけて西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行しました。その大胆な構図と色遣い、独特の装飾模様は西洋の美意識に根本的な変革をもたらし、ジャポニスムという現象が生まれました。本展では、初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作《ラ・ジャポネーズ》が、およそ一年の修復を終えて世界に先がけ日本で初公開されるほか、ボストン美術館が誇る浮世絵コレクションの名品をはじめ、絵画、版画、素描、写真、工芸など幅広いジャンルから厳選された約150点の作品を紹介。西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸品と出会い、何を学び取り入れ、新たな美を創造したのか、さまざまな角度から検証しました。

     

  • ボストン美術館×東京藝術大学
    ダブル・インパクト 明治ニッポンの美

    2015年6月6日~8月30日

    ボストン美術館×東京藝術大学

    ダブル・インパクト 明治ニッポンの美

    Museum of Fine Arts, Boston and Tokyo University of the Arts
    Double Impact - The Art of Meiji Japan

    1853年にペリーが来航し、日本は開国。鉄道が通り洋館が建ち、西洋文明から数々の衝撃を受けながら日本は近代国家へと変貌していきました。また、西洋美術との出会いの衝撃から生まれたエネルギーが、日本の絵画を大きく変えていきます。幕末明治期に来日した西洋の人々は、日本人の暮らしや奇想の芸術に驚き、「不思議の国ニッポン」に好奇心をそそられていきました。本展は、近代日本美術を語る上で重要なコレクションを所蔵するボストン美術館と東京藝術大学の作品から、激動の時代に展開した「西洋から日本へ」「日本から西洋へ」という双方向の衝撃<ダブル・インパクト>を探り、絵画、錦絵、工芸、写真総点数約150点によって「明治ニッポンの美」を紹介しました。
  • ボストン美術館 ヴェネツィア展
    魅惑の都市の500年

    2015年9月19日~2016年2月21日

    ボストン美術館 ヴェネツィア展
    魅惑の都市の500年

    Venice: Five Centuries of the World's Most Alluring City from the Museum of Fine Arts, Boston

    アドリア海の干潟(ラグーナ)に築かれた水の都ヴェネツィア。世界屈指の観光地であり、大運河を漂うゴンドラやきらびやかな仮面と衣装に身を包んだカーニヴァルを連想される人も多いかもしれません。その起源は5世紀に遡ると言われ、中世以来、東西貿易の一大拠点として栄え、15世紀に絶頂期を迎えました。本展ではティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼら16世紀ヴェネツィア・ルネサンスの三大巨匠をはじめ、その豊かな色彩表現に影響を受けたブーダン、モネら19世紀の印象派の画家たち、そして現代に至るまでの約500年に及ぶヴェネツィアの美のハイライトを、ボストン美術館所蔵の約130点で辿りました。さらに、ヴェネツィア・レースや絹織物、ヴェネツィア・ガラスなど贅を極めた工芸品の数々も併せて展示しました。

2014年

  • 開館15周年記念
    ボストン美術館 ミレー展
    バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から

    2014年4月19日~8月31日

    開館15周年記念

    ボストン美術館 ミレー展
    バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から

    Millet, Barbizon, and Fontainebleau

    日本でもっとも親しまれている画家のひとり、ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875年)は、2014年に生誕200年を迎えました。ボストン美術館はミレーの母国フランスをのぞいて随一のミレー・コレクションを誇ります。本展では、ミレーの作品を軸に、彼の活躍の場となったバルビゾン村、フォンテーヌブローの森に集い、19世紀フランス絵画史に大きな足跡を残した画家の作品を紹介しました。ボストン美術館の三大ミレー作品といわれる代表作《種をまく人》、修復を終えたばかりの大作《羊飼いの娘》、パリのサロン(官展)で初めて受賞した出世作《刈入れ人たちの休息》がまとめて展示されるのは、日本初となりました。
  • 美術する身体
    ―ピカソ、マティス、ウォーホル

    2014年9月20日~11月30日

    美術する身体
    ―ピカソ、マティス、ウォーホル

    The Human Image - Picasso, Matisse, Warhol

    ピカソやマティスに始まる20世紀美術は、いくつかの方向に分岐しながらも抽象的な表現へと向かいました。特に第二次世界大戦以降、アメリカの抽象表現主義、フランスのアンフォルメルをはじめ、抽象絵画は美術表現の中心を担うようになりました。しかし具象的な表現も人々の関心を失うことなくリアリズムの今日的表現を探求しています。こうした動向の中でも、「身体」は作家たちにとって最も身近で、重要なテーマであり続けています。
    ジャコメッティやデュビュッフェ、ミロなど「身体」を創造する意図、託す思いは作家が生きた時代や国によって様々です。本展では、ピカソ晩年の傑作《サビニの女たちの略奪》をはじめ、ボストン美術館のコレクションから版画・油彩・彫刻・写真・映像作品100点によって美術と身体の関わりを紹介しました。

2013年

  • ドラマチック大陸
    ―風景画でたどるアメリカ

    2013年1月12日~5月6日

    ドラマチック大陸
    ―風景画でたどるアメリカ

    American Landscape From Niagara to Yosemite

    本展では、ボストン美術館が誇るアメリカ美術コレクションから、トーマス・コール、チャイルド・ハッサム、ジョージア・オキーフといったアメリカ絵画を代表する画家が描いた作品に、日本でも人気の高いアダムス、ウェストンの写真を加えた珠玉の作品、62点を展示。時代の流れと共に、画家たちの視線は、劇的なものばかりではなく、家族や友人、自然へと向き始め、その表現方法も自由なものへと変化していきます。ときに厳しく、ときに優しく人々を包み込んできた自然の様子を映し出すこうした作品は、アメリカの暮らしや文化も伝えてくれました。
  • すくいとられたカタチ
    ボストン美術館芸術大学×愛知県立芸術大学

    2013年1月12日~5月6日

    すくいとられたカタチ
    ボストン美術館芸術大学×愛知県立芸術大学

    FORMS IN FLUX

    芸術国際交流協定を結んだ、両校の教官6名の油彩画、版画、彫刻、インスタレーションなど多彩な作品を紹介。指導者でありながら、最先端で活躍する日米の現代作家の作品を展示しました。
  • アートに生きた女たち

    2013年5月25日~9月29日

    アートに生きた女たち

    Sisters in Art: Women Painters and Designers

    あらゆる分野で女性の活躍が目覚ましい時代。しかし芸術の世界では、近年までその主流は男性でした。そのような時代においてもプロフェッショナルとしての創作活動を貫いた女性たちがいました。彼女たちは肖像画、風景画といった絵画だけではなく、装飾美術の分野でもその才能を発揮しました。本展では、ボストン美術館珠玉のコレクションより、ヴィジェ=ルブラン、カサット、オキーフなどの絵画作品に加え、陶磁器やジュエリーなど、多彩な79作品を展示しました。19世紀から20世紀にかけて活躍した、女性芸術家の軌跡を、様々な視点で紐解く展覧会になりました。
  • 北海道立近代美術館名品選
    日本画を彩った巨匠たち ~大観、栖鳳、球子~

    2013年10月19日~12月1日

    北海道立近代美術館名品選

    日本画を彩った巨匠たち ~大観、栖鳳、球子~

    Great Masters of the Modern Japanese Painting from Hokkaido Museum of Modern Art

    近代の日本画は、ボストン美術館ともゆかりが深いフェノロサや岡倉天心のもとで黎明を迎ます。彼らの教えを受けた橋本雅邦や横山大観、下村観山をはじめ、松岡映丘、山口蓬春、竹内栖鳳らに代表される画家たちによって新しい近現代の日本画が花開きます。本展では、名古屋で活躍した片岡球子や、北海道の雄大な自然を描いた画家たちにもスポットを当てながら、北海道立近代美術館所蔵の名品52点により近代から現代にかけての日本画の流れを辿りました。
  • ボストン美術館浮世絵名品展 第3弾
    北斎

    2013年12月21日~2014年3月23日

    ボストン美術館浮世絵名品展 第3弾

    北斎

    Hokusai from the Museum of Fine Arts, Boston

    日本のみならず、世界中で広く愛されている浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)。江戸後期に浮世絵師として画界に登場してから90歳で没するまでの約70年間、伝統や流派にとらわれることなく役者絵、美人画、花鳥画、風景画など常にあらたなテーマに挑み続け、生涯を通してまさに"画狂の人"でした。抜群の保存状態を誇り、その色鮮やかさが話題騒然となった「ボストン美術館 浮世絵名品展」。シリーズ最終回となる本展では、世界屈指の浮世絵コレクションでも知られる米国・ボストン美術館の作品群から、代表作品はもちろん、驚くほど色鮮やかな作品、他では見ることができない大変珍しい作品など、選りすぐりの約140点で北斎の魅力に迫りました。

2012年

  • What's an Icon of Style? 時代を彩るファッション
    ―オードリー・ヘップバーン、ダイアナ妃、マドンナ―

    2012年3月17日~5月27日

    What's an Icon of Style? 時代を彩るファッション
    ―オードリー・ヘップバーン、ダイアナ妃、マドンナ―

    Icons of Style: Fashion makers, Models and Images

    シャネル、クリスチャン・ディオール、ジヴァンシーのオートクチュール、ダイアナ妃やハリウッド女優の華麗なドレスに加え、オードリー・ヘプバーン、ジャクリーヌ・ケネディそしてマドンナのようなセレブリティーの写真やイラストレーションなど、ファッションを象徴する「ファッション・アイコン(Icon of Style)」をキーワードに、その魅力を紹介。米国ボストン美術館が所蔵する163点の作品を通して、心躍るファッションの世界をお楽しみいただきました。
  • 特別企画展
    ボストン美術館 日本美術の至宝

    • 前期:2012年6月23日~9月17日
    • 後期:2012年9月29日~12月9日

    特別企画展

    ボストン美術館 日本美術の至宝

    Japanese Masterpieces from the Museum of Fine Arts, Boston

    東洋美術の殿堂と称されるアメリカのボストン美術館は、世界随一の在外日本美術コレクションを誇り、国内でいうところの国宝・重要文化財級の優品も数多く所蔵しています。そのコレクションは、明治時代に教鞭を執るために来日し、後にボストン美術館日本美術部長となったフェノロサや、彼とともに東京美術学校(現東京藝術大学)設立に尽力し、後にボストン美術館にも在籍した岡倉天心などによって形成されたものです。本展では、フェノロサや日本美術収集家であったビゲローの優れたコレクションを含む日本美術の名品をこれまでにないスケールで紹介。修復を終え、日本初公開となる曽我蕭白の最高傑作《雲龍図》をはじめ、長谷川等伯、尾形光琳、伊藤若冲などの手による日本美術の至宝を紹介しました。

2011年

  • 響きあううつわ
    ―出光美術館日本陶磁コレクション―

    2011年2月26日~2011年3月27日

    響きあううつわ
    ―出光美術館日本陶磁コレクション―

    The Harmony of Vessels: Japanese Ceramics from the Idemitsu Collection

    東京・出光美術館コレクションの中から、同館を代表する日本陶磁と絵画の名品の数々を紹介。志野・織部・古唐津に代表される桃山茶陶、野々村仁清・尾形乾山をはじめとする京焼、伊万里染付・古九谷・柿右衛門などの磁器に焦点を当てました。同時に、これらの陶磁器のデザインに取り入れられた屏風や絵巻を展示し、陶磁器と絵画が互いに奏であう表現も紹介しました。
  • ジム・ダイン
    ―主題と変奏:版画制作の半世紀

    2011年4月23日~8月28日

    ジム・ダイン
    ―主題と変奏:版画制作の半世紀

    Jim Dine
    Theme and Variation: A Half Century of Printmaking

    絵画、版画、彫刻、写真など多彩な活動で知られるジム・ダイン(1935年~)は、1960年代にアメリカのアートシーンで注目されて以来、現在でも独創的な創作活動を続けています。本展では、日本でもよく知られている《ハート》《バスローブ》《道具》などをモチーフにした作品から近年に制作された《ピノキオ》の作品まで約150作品で、ダインの半世紀にわたる版画制作の軌跡をたどりました。
  • 恋する静物
    ―静物画の世界

    2011年9月17日~2012年2月19日

    恋する静物
    ―静物画の世界

    Still Life from the Museum of Fine Arts, Boston: Tradition and Innovation

    セザンヌの"りんご"やモランディの"瓶"のように、身の回りにあるありふれたものを描いた静物画。静物画は、古くは寓意画やだまし絵として描かれ、時代の移り変わりとともにさまざまな展開を見せました。特に近代以降は、芸術家たちの関心がモチーフそのものの色や形へと及びます。本展では、ボストン美術館の豊富なコレクションの中から、ヨーロッパやアメリカの絵画作品に加えて、セーヴル、ティファニーなどの陶磁器や工芸品も紹介しました。
  • 呼びとめられたものの光

    2011年9月17日~2012年2月19日

    呼びとめられたものの光

    Catch the Light

    2010年に開催した「時の遊園地」展に続く日本の現代美術を紹介する企画展第2弾。現在活躍中の小林孝亘、冨井大裕、長谷川繁ら3作家の作品から「静物」をテーマに選んだ絵画、立体作品を合わせて16点を紹介しました。

2010年

  • ザ・風景
    ―変貌する現代の眼

    2010年4月24日~9月12日

    ザ・風景
    ―変貌する現代の眼

    Changing Soil: Contemporary Landscape Painting

    何世紀にもわたり画家は自然の美しさや雄大さ、そして都市の様子を描き、それらの作品は私たちを魅了し、想像力を駆り立ててきました。画家の目を通して表現された風景は、私たちがいかに自然とかかわってきたのかを映し出しており、そのあり方を考えるきっかけを与えます。本展覧会では、ボストン美術館が所蔵する作品を通して、ホックニー、リキテンスタイン、フランケンセーラーをはじめとする20世紀に生まれ、アメリカで活躍する画家がどのように私たちを取り囲む世界を表現してきたかを探りました。
  • 時の遊園地

    • 前期:2010年4月24日~6月27日
    • 後期:2010年7月3日~9月12日

    時の遊園地

    Toki-no-Yuenchi

    「あいちトリエンナーレ」が初めて開催された2010年、アートファンの視線が名古屋に熱く向けられました。当館では、画家・櫃田伸也氏をアドバイザーに迎えて、風景、記憶、時間をキーワードに、6名の作家の作品を紹介しました。
    ■出品作家
    大庭大介、川見俊、小島久弥、鈴木敦子、櫃田伸也、村上綾
  • ボストン美術館浮世絵名品展 第2弾
    錦絵の黄金時代
    ―清長、歌麿、写楽

    2010年10月9日~2011年1月30日

    ボストン美術館浮世絵名品展 第2弾

    錦絵の黄金時代
    ―清長、歌麿、写楽

    The Golden Age of Color Prints: Ukiyo-e from the Museum of Fine Arts, Boston

    ボストン美術館所蔵の浮世絵名品展、第2弾となる本展は、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽を中心とした、錦絵の黄金時代を紹介しました。スラリとした美人画を描いた清長の「雛形若菜の初模様」シリーズからは、大変保存状態の良い色鮮やかな作品を紹介しました。現存数の少ない歌麿の初期の作品や役者絵、歌麿芸術の絶頂期とされる大首絵も多数出品。また写楽21点を一堂に紹介し作品の変遷をたどるなど見どころ満載でした。

2009年

  • 開館10周年記念
    ゴーギャン展

    2009年4月18日~6月21日

    開館10周年記念

    ゴーギャン展

    Gauguin
    Where Do We Come from? What Are We? Where Are We Going?

    文明社会に背を向け「楽園」を求めて南の島タヒチにわたり、魂の叫びを表現し続けたゴーギャン。開館より展示を切望されてきたボストン美術館の至宝《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》を核に、油彩画、木彫レリーフ、版画連作に国内美術館の所蔵作品を加えた44点を展示。大作を生みだしたゴーギャンの姿を追うとともに、本作が問いかける人間の生と死と存在意義を考える展覧会となりました。
  • 開館10周年記念
    ノリタケデザイン100年の歴史

    2009年4月18日~8月30日

    開館10周年記念

    ノリタケデザイン100年の歴史

    The One Hundred Years of Noritake Design

    地元企業であるノリタケカンパニーリミテドの全面協力により、同社が所蔵するオールドノリタケをはじめ、デザイン画帖、花瓶、壺などファンシーウィアからディナーウエアなど華麗なノリタケチャイの全貌を紹介しました。
  • 愛と美の女神 ヴィーナス
    ―ギリシア神話から現代へ―

    2009年7月18日~11月23日

    愛と美の女神 ヴィーナス
    ―ギリシア神話から現代へ―

    Worshipping Love: The Mighty Aphrodite Venus

    美を司る女神として数々の神話に登場し、古代より絵画や彫刻、工芸品など名作を生みだす原動力となってきた愛と美の女神ヴィーナス。本展では、ヴィーナスにまつわる神話や信仰を紐解きながら、女神の姿に迫りました。本邦初公開の《バートレットの頭部》をはじめ、各部門より古代から現代までの作品を展示できるのは百科事典的なコレクションを持つボストン美術館ならではの展示とまりました。
  • よみがえる400年前の輝き
    ―名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展―

    2009年9月19日~11月23日

    よみがえる400年前の輝き
    ―名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展―

    The Glory of Four Centuries Past, Revived: Restoration copy of Partition Paintings of Nagoya Castle

    2009年1月に始まった本丸御殿の復元着工を記念し、玄関、表書院など主要な復元模写作品を模写に使用した道具や制作過程なども交えて紹介しました。
  • 永遠(とわ)に花咲く庭
    17-19世紀の西洋植物画

    2009年12月12日~2010年4月4日

    永遠(とわ)に花咲く庭
    17-19世紀の西洋植物画

    Gardens in Perpetual Bloom: Botanical Illustration of in Europe and America 1600-1850

    植物画は古代より、薬草に関する知識を伝えるために描かれてきました。やがて大航海時代以降の植民地の拡大により、多数の外来の植物がヨーロッパへ流入しはじめると、それを解明するための新しい科学として植物学が誕生。このような歴史的背景と並行しながら、版画技法の発達によって、科学的な正確さと芸術的な美しさとを兼ね備えた植物画が数多く制作されるようになりました。特に18世紀後半からは「植物画の黄金時代」と呼ばれ、植物画は幅広い大衆へと広まっていきます。本展覧会は17~19世紀に制作された114点の植物画の秀作を選び、時を越えて色鮮やかに咲き続ける花々の魅力とともに、西洋植物画の発展の歴史を紐解きました。

2008年

  • ボストン美術館 浮世絵名品展

    2008年1月2日~4月6日

    ボストン美術館 浮世絵名品展

    Printed Treasures: Highlights from the Museum of Fine Arts, Boston

    ボストン美術館の浮世絵コレクションには、55,000点にのぼる版画に加え、版本、肉筆画が収蔵されています。その質の高さと数は世界随一と評価されていますが、近年までその大半は公開されることがありませんでした。ボストン美術館の秘宝ともいえる膨大な浮世絵コレクションの中から現地調査によって確認された優品のみを厳選し、世界に先駆けて3回にわたるシリーズで開催することになりました。シリーズ第1弾では、初期の鳥居派、春信から黄金期の歌麿、写楽、そして幕末の北斎、広重に至るまでの浮世絵の展開を紹介しました。日本初公開の作品を多数盛り込み、版画を中心に肉筆画と版本を交えた約120点で華麗な浮世絵の世界をお楽しみいただきました。
  • クロード・モネの世界

    2008年4月26日~9月28日

    クロード・モネの世界

    The World of Claude Monet

    印象派を代表する画家として知られるクロード・モネ。本展ではモネの作品を中心に、ミレー、コローといったバルビゾン派の作品、若きモネに影響を与えたブーダン、ヨンキント、そして新しい芸術を求め、ともに同時代を過ごしたピサロ、シスレー、ルノワール、ドガ、セザンヌの作品を展示し、画家モネの姿を浮彫りにしました。また、モネがどのように作品を描いたかに注目し、モネの制作技法にも迫りました。
  • 一俳人のコレクションによる
    駒井哲郎 銅版画展
    ―イメージと言葉の共振

    2008年4月26日~9月28日

    一俳人のコレクションによる

    駒井哲郎 銅版画展
    ―イメージと言葉の共振

    Tetsuro Komai From the Print Collection of a Haiku-poet

    館長馬場駿吉(俳人)のコレクションより、約70点を展示。句集や書籍を含めて、日本の現代美術をリードする銅版画家駒井哲郎と馬場の交流を紹介しました。
  • 日米修好通商条約締結150周年記念
    ペリー&ハリス
    ―太平の眠りを覚ました男たち―

    2008年10月18日~12月21日

    日米修好通商条約締結150周年記念

    ペリー&ハリス
    ―太平の眠りを覚ました男たち―

    The 150th anniversary of the U.S.-Japan Treaty of Amity and Commerce
    Perry & Harris: The Dawn of U.S.-Japan Relations

    日米修好通商条約の締結150年周年を記念した展覧会。米国海軍提督ペリーと初代駐日米国総領事ハリスに焦点をあてて、彼らの2人の遺品を軸にペリー艦隊に同行した画家ハイネが描いた日本の風景、幕府の贈答品、日本初公開作品を含む、国内外の貴重な資料で、日米両国の交流の歴史を紹介しました。日米文化交流の進展に寄与してきた当館で、幕末の両国の交流を紹介できたことは、大変意義のある展覧会でした。

2007年

  • アメリカ絵画 子どもの世界

    2007年3月17日~8月19日

    アメリカ絵画 子どもの世界

    Children in American Art

    ボストン美術館でも人気の高いアメリカ絵画の中から、同館が誇るサージェントの大作《エドワード・ダーリー・ボイトの娘たち》(日本初公開)をはじめ、コプリー、スチュワート、ホーマー、ホイッスラー、カサットといった17世紀後半から20世紀前半のアメリカを代表する画家が描いた子どもたちの姿を紹介。愛らしく無邪気に遊ぶ子どもたち、一生懸命に働く少年、おめかしして緊張気味の娘たちなど、時代を反映し、親の期待、愛情が込められて表現された子どもたちの世界を紹介しました。
  • シャーフコレクション
    アメリカ車のデザイン1945-70年

    2007年3月17日~8月19日

    シャーフコレクション

    アメリカ車のデザイン1945-70年

    Sharf Collection American Car Design: 1945-70

    1945-70年のアメリカは、まさにアメリカン・ドリームの時代でした。経済的に成長を続けるアメリカが明日を夢見ていた時代であり、車は人々の憧れでした。最新の車は技術開発の産物であり、当時大衆文化を席巻していたロケットや飛行機をイメージした斬新なデザインの車が次々に生み出されました。一方で車を所有することは豊かなライフスタイルの象徴となり、新車の広告は様々なファミリー・シーンに応じて魅力的に表現されました。
    本展では、カーデザイナーを養成するアート・スクールでの作品や、デザイナーのアイデアを描き出した貴重なコンセプト・ドローイング、車の美しいフォルムと機能を表現した広告アートなど、アメリカ車のデザイン画131点を紹介しました。
  • レンブラント版画展
    ―呼び交わす光と闇―

    2007年9月8日~12月9日

    レンブラント版画展
    ―呼び交わす光と闇―

    Rembrand's Etchings: Embrace of Darkness and Lights

    光と闇を巧みに描いた画家レンブラント。肖像画をはじめとする油彩画でよく知られていますが、西洋版画の長い歴史の中で最も偉大な版画家の一人として多数の銅版画も遺しています。ボストン美術館が、創立以来100年余りにわたり収集してきたレンブラントの版画117点と銅版(原版)1点を展示。また、マンテーニャ、デューなど、彼が着想を得たとされる作品13点を加えた131点で、初期から晩年に至るレンブラント版画の変遷をたどりました。

2006年

  • シリーズ アメリカ近代写真のパイオニア

    • 第1弾 アンセル・アダムズ:2006年1月21日~4月2日
    • 第2弾 アルフレッド・スティーグリッツ:2006年4月8日~6月7日
    • 第3弾 エドワード・ウェストン:2006年6月17日~8月27日

    シリーズ アメリカ近代写真のパイオニア

    American Photographers Series-Pioneers of Photography

    印象派絵画を思わせるような柔らかな風合いの写真が全盛であった19世紀末、現実をそのまま記録するという写真の特性を活かし、新しい写真のあり方を模索する写真家たちが現われました。ニューヨークを拠点に活動したアルフレッド・スティーグリッツは、撮影したフィルムに手を加えずに現像する「ストレート写真」を提唱し、多くの若い写真家たちに影響を与えました。それに続く、エドワード・ウェストン、アンセル・アダムズは洗練された斬新な構図、鋭いフォーカス、高い現像技術により人物や身の回りの静物、あるいは大自然を白黒の美しい階調で表現しました。20世紀アメリカで芸術写真の黄金時代を築いた3人の写真家を、ボストン美術館が誇る写真コレクションより紹介しました。本シリーズ展では、スティーグリッツ自身が寄贈した27点をはじめ、収集家が写真家本人から直接購入した作品など、貴重な作品の数々を展示紹介しました。
  • ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展
    江戸の誘惑

    2006年6月17日~8月27日

    ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展

    江戸の誘惑

    The Allure of Edo: Ukiyo-e Painting from the Museum of Fine Arts, Boston

    ボストン美術館が所蔵する浮世絵のうち、約55,000点の版画と700点の肉筆浮世絵の中から、江戸時代を代表する浮世絵師たちが描いた、この世に1点しか存在しない肉筆画ばかり68組82点を一堂に紹介。その作品のほとんどが明治時代に来日したアメリカ人医師のウィリアム・ビゲローの集めたコレクションです。
    これまで、その数があまりにも膨大なため、長い間「幻の浮世絵コレクション」と言われてきましたが、1996年から日本人研究者が現地調査を行ない、多くの肉筆浮世絵を発見。展示作品のほとんどが日本初公開、色鮮やかな肉筆浮世絵が里帰りしました。
  • ヨーロッパ肖像画とまなざし
    16-20世紀の顔

    2006年9月16日~2007年2月4日

    ヨーロッパ肖像画とまなざし
    16-20世紀の顔

    Five Centuries of European Portraitures

    肖像画は西洋美術の歴史のなかで、人々のさまざまな欲求や希望をかなえるものとして描かれてきました。画家や彫刻家たちがモデルと向き合うことによって生まれる肖像画は、注文主の希望や期待と芸術家たちの感性という、双方のまなざしが交差する場でもありました。16世紀、人文主義の興隆により個人に対する興味が高まったことを背景に、改めて肖像画への関心が高まり、ヨーロッパで数多くの作品が制作されるようになりました。やがて時代とともにその役割は変化し、芸術家たちは外見だけではなく、モデルの内面性をとらえることを試み始め、肖像画は特定の個人の記録という目的から主に美術作品として鑑賞されるものへと変化していきました。本展覧会では、ヨーロッパ肖像画の変遷をティツィアーノ、ヴァン・ダイク、ゲインズバラ、ドガ、セザンヌ、ピカソら16~20世紀の代表的な芸術家の肖像作品67組71作品をとおして、描かれてきた人々とその姿をとらえた芸術家たちの500年にわたるのまなざしの変遷をたどりました。

2005年

  • ローダー・コレクション
    美しき日本の絵はがき展

    2005年1月2日~2月20日

    ローダー・コレクション

    美しき日本の絵はがき展

    Art of the Japanese Postcards: The Leonard A. Lauder Collection at the Museum of Fine Arts, Boston

    日本における絵はがきの歴史は、明治6(1873)年の逓信省による官製はがきの発行に始まります。有名無名を問わず、日本画家や洋画家、挿絵画家などが分野を超えて自由な発想で描いた絵はがきは、モダンで瑞々しい感覚をそなえ、日本人独自の構図の妙味、そのデザインの斬新さ、美しさに加え日本人の愛した「こっけい」(ユーモア)の粋が凝縮されています。
    現代美術のコレクターとしても有名な米国の化粧品会社エスティローダーの会長、レナード・A・ローダー氏は、明治から大正、昭和初期に作られた日本の絵はがきに魅了され、約25年にわたり25,000枚ものコレクションを形成し、それらは2002年にボストン美術館に寄贈されました。本展ではその中から約350点を厳選して紹介しました。
  • 愛知万博開催記念
    5300年前から来た男 アイスマン展

    2005年3月19日~4月10日

    愛知万博開催記念

    5300年前から来た男 アイスマン展

    2005年の「愛・地球博」長久手愛知県館のメインコンテンツとして実施された「地球タイヘン大講演会」に登場するキャラクター"アイスマン"を紹介する展覧会。アイスマンは、1991年に北イタリアとオーストリアの国境付近で発見された約5,300年前のミイラで、現在南チロル考古学博物館で冷凍保存されています。本展では、アイスマンのレプリカをはじめ、ビデオ、アニメーション等を交えた同博物館からの展示パッケージを展示・公開しました。
  • ボストン美術館の巨匠たち
    ―愛しきひとびと

    2005年3月19日~9月25日

    ボストン美術館の巨匠たち
    ―愛しきひとびと

    Masterworks from the MFA, Boston: Celebrating Human Form in Art

    「愛・地球博」にあわせて開催した特別展。ボストン美術館のコレクションより、さまざまな文化が生み出してきた人間の美しさ、力強さ、優しさなど、<ひとのすがた>の魅力をとらえた作品76点を展示。ルノワールの代表作《ブージヴァルのダンス》をはじめ、ドナテッロ、レンブラント、歌麿、ピカソ、ココシュカなど巨匠たちの作品を一堂に紹介。ボストンと名古屋が総力をあげて企画し、姉妹館だからこそ実現した展覧会でした。
  • 愛知万博開催記念
    中国・湖南省五千年 墨書と造形にみる名宝特別展

    2005年5月10日~6月2日

    愛知万博開催記念

    中国・湖南省五千年 墨書と造形にみる名宝特別展

    2005年の「愛・地球博」を記念して、中国・湖南省が湖南ウィーク(5月26日~6月2日)の一環として特別開催した展覧会。本展は、中国南部に位置する湖南省博物館によって発掘調査され発見された文物と、博物館に保管されている秘蔵品の中から、新石器時代の陶器や土器、商・周時代の青銅器、秦や漢王朝時代の墨書、近現代の書家や画家の作品など考古学的に貴重な文物64点を展示・紹介しました。
  • 花鳥画の煌き
    ―東洋の精華

    2005年10月22日~2006年5月21日

    花鳥画の煌き
    ―東洋の精華

    The Brilliance of Bird-and Flower Painting: Gems of East Asian Art

    東洋において花鳥は、山水や人物とともに重要なモチーフとして親しまれてきました。中国から朝鮮、日本において展開した花鳥画に焦点をあて、絵画から工芸品にいたる65点を紹介。国宝級と称される徽宗皇帝の《五色鸚鵡図巻》をはじめ、狩野派の屏風や歌川広重の浮世絵などボストン美術館が誇る東洋美術コレクションを展示しました。
  • 名古屋市東山植物園所蔵コレクション
    自然へのまなざし
    ―尾張の本草学者 伊藤圭介

    2005年10月22日~2006年1月9日

    名古屋市東山植物園所蔵コレクション

    自然へのまなざし
    ―尾張の本草学者 伊藤圭介

    幕末から明治にかけて活躍した本草学者 伊藤圭介(1803-1901)。名古屋呉服町に生まれた圭介は、医師として活動する傍ら、本草学・蘭学を学びました。江戸参府途中のシーボルトとの熱田の宮での出会いをきっかけに長崎へ遊学、帰郷の際にシーボルトより譲り受けた『日本植物誌(フロラ・ヤポニカ)』を訳述し、『泰西本草名疏』として出版しました。この本を通して近代的植物分類法を紹介したこと、また、初めて「おしべ」「めしべ」「花粉」などの言葉を作ったことにより、伊藤圭介の名は内外ともに広まっていきました。
    また、医師としては名古屋で初めて種痘を行ったほか、現在の名古屋大学医学部の前進である医学校の創設にも尽力しています。晩年は東京の小石川植物園に勤務、86歳で日本最初の理学博士に任ぜられるなど、99歳で世を去るまで圭介は研究を続けました。
    本展覧会では名古屋市東山植物園の協力のもと、同園の所蔵する伊藤圭介の書画・著書・編纂書の他、収集した本草学の図譜、花鳥画など、約100点を通してその自然へのまなざしを紹介しました。

2004年

  • 開館5周年記念
    ドラクロワからムンクまで
    ―19世紀ヨーロッパ絵画の視点

    2004年4月17日~9月12日

    開館5周年記念

    ドラクロワからムンクまで
    ―19世紀ヨーロッパ絵画の視点

    Delacroix to Munch: Niceteenth-Century Visions

    ナポレオンの登場、産業革命、中産市民階級の台頭など、政治・経済が大きく変化した19世紀のヨーロッパ。人々を取り巻く世界が広がり多様化していく中、視覚芸術の様式も変化していきました。激動する社会とともにフランスを中心に展開した芸術の世界に生きた画家たちが、何を見つめ、どのように表現しようとしたかをドラクロワ、マネ、ゴッホら37人の画家44作品で紹介しました。
  • 美の散策
    ~古代ギリシアから現代アメリカへ

    2004年4月17日~12月5日

    美の散策
    ~古代ギリシアから現代アメリカへ

    古代ギリシアから現代に至る西洋美術の流れを概観するとき、さまざまな時代や地域に現れた豊かな美の表現を見ることができます。幅広い美術の歴史の中から、本展では4つの時代と地域を取り上げ44点の作品を紹介しました。
    西洋美術の源流としての古代ギリシア・ローマ美術に始まり、ロココ美術から印象派前後の近代を中心とするヨーロッパ美術、植民地時代から近代に至るアメリカ美術、戦後のアメリカを中心とする現代美術に焦点を当て、それぞれの時代や地域に花開いた美をめぐる作品を紹介しました。
  • レーン・コレクション アメリカンモダニズム
    オキーフとその時代

    2004年10月2日~2005年2月20日

    レーン・コレクション アメリカンモダニズム

    オキーフとその時代

    The Lane Collection and American Modernism: Georgia O'Keeffe and Her Times

    20世紀初頭、ヨーロッパで始まった前衛芸術運動に触発されたアメリカの芸術家たちは、それまでにない斬新な表現を生み出しました。オキーフ、ダヴ、シーラーなど、その作品には当時のアメリカを背景に描いた多種多様な主題や、自由な表現の広がりを見ることができます。アメリカ美術がダイナミックに変化した時代の多様な表現を19作家46点の作品を通して紹介しました。

2003年

  • ボストンに愛された印象派

    2003年4月26日~11月9日

    ボストンに愛された印象派

    Impressionism in Boston

    1850年代、ボストンの画家ハントが、ミレーに弟子入りしたことをきっかけに、ボストンには、自然の中の光や大気を生き生きと表現するバルビゾン派芸術がもたらされました。バルビゾン派芸術の次世代の画家たち、モネやルノワールを中心とする印象派芸術がフランスに登場すると、ボストンの人々はいち早くこれに注目。1880年代、サージェントをはじめとするアメリカの画家たちが、モネのアトリエ周辺に集まり、明るい色彩、自由で大胆な筆遣いを学び、アメリカに新しい絵画の流れを生み出しました。また彼らはコレクターに印象派芸術の素晴らしさを伝えたため、ボストン美術館には多くの印象派の作品が寄贈されることになりました。本展では、アメリカにおける文化のリーダー的都市であったボストンを舞台とした二国の印象派の展開を紹介しました。
  • デューラー版画展

    2003年11月22日~2004年3月21日

    デューラー版画展

    ドイツ・ルネサンスにおける著名かつ、偉大な芸術家であり、油彩、水彩、素描、そして版画のいずれにおいても大きな功績を残したデューラー。なかでも版画における彼の業績は、それまで職人工芸とみなされていた版画の存在を芸術作品へと高めたことにあります。代表作《アダムとエヴァ》《メランコリアⅠ》など最も刷りの良い作品、全104点を通してデューラーの版画制作の業績を紹介しました。

2002年

  • 開館3周年記念
    ミレー展

    2002年3月16日~9月1日

    開館3周年記念

    ミレー展

    Millet

    フランスを除けば世界一のミレー・コレクションを誇るボストン美術館。その中から《種をまく人》《羊飼いの少女》《羊の毛刈り》などの代表作をはじめ、初期の作品から60年代のパステル画まで55点を展示。山梨県立美術館所蔵の《種をまく人》も同時に展示(3月16日~4月7日の期間)。日本人に最も親しまれている画家の一人ミレーを様々な角度から紹介するとともに、書簡や手紙なども紹介しました。
  • アジアの心、仏教美術展

    2002年10月5日~2003年2月16日

    アジアの心、仏教美術展

    Buddhist Arts in Asia

    アジア文化の源流ともいえる仏教伝来の歩みをボストン美術館が所蔵する名品より紹介。質・量を誇るボストン美術館の東洋美術コレクションより、日本初公開作品42点を含めた50作品を展示。インドから日本に至る仏教伝来の足跡をたどり、人々の心をとらえ、信仰に導いた仏教美術の造形的な美しさを紹介しました。

2001年

  • 紅茶とヨーロッパ陶磁の流れ
    ―マイセン、セーヴルから現代のティー・セットまで

    2001年3月31日~7月22日

    紅茶とヨーロッパ陶磁の流れ
    ―マイセン、セーヴルから現代のティー・セットまで

    Tea Drinking in the West

    17世紀に東洋から西洋にもたらされたお茶。その普及とともに発展していったティー・ウェア(茶器)は、18世紀に入るとヨーロッパ各地に広がり、東洋の影響を受けた作品が作られる一方、西洋独自のデザインが生まれました。マイセン、セーヴル、ウェッジウッドなどのヨーロッパの陶磁器を中心としたティー・ウェアの流れを紹介しました。
  • ボストン美術館の至宝 ピラミッドの時代

    2001年9月15日~2002年2月3日

    ボストン美術館の至宝 ピラミッドの時代

    Masterworks from The Age of the Pyramids

    [ピラミッド時代]は、古代エジプト五千年にわたる歴史の上で、最も充実し輝かしい時代でした。本展は、その[ピラミッド時代]に焦点をあてた日本で初めての本格的な展覧会です。ボストン美術館の世界的に有名な古代エジプトコレクションより、名宝「メンカウラー王と王妃立像」や未盗掘の墓の発見で大きな話題となったヘテプヘレス王妃の墓から発見された家具など、多角的にこの黄金時代を紹介しました。

2000年

  • 平治物語絵巻

    2000年4月11日~5月7日

    平治物語絵巻

    平治の乱(1159年)を記した軍記物語『平治物語』を絵巻化した「平治物語絵巻」のうち、ボストン美術館所蔵の「三条殿夜討巻」を展示。明治時代に来日したアーネスト・フランシスコ・フェノロサによって購入され、近年では17年ぶりの里帰り。その他3巻の平治物語絵巻(模本)と関連する資料とともに《平治物語絵巻》の全貌を紹介しました。
  • 母なる大地の声
    ―アメリカ・サウスウェスト・プエブロ・インディアンの美術

    2000年5月30日~10月9日

    母なる大地の声
    ―アメリカ・サウスウェスト・プエブロ・インディアンの美術

    Voice of Mother Earth: Art of the Puebloan People of the American South West

    雄大な大自然に包まれたアメリカ・サウスウェスト。そこに2千年以上にわたり暮すプエブロ・インディアンの美術は、生命を育む「母なる大地」に深く根ざした生活の中で培われてきました。自然信仰から生み出す温かさ、美しさ。日本初公開となるプエブロ美術を紹介しました。
  • レンズがとらえた20世紀の顔
    カーシュ写真展

    2000年10月31日~2001年2月25日

    レンズがとらえた20世紀の顔

    カーシュ写真展

    KARSH

    肖像写真家として、その名を世界に知られているユーサフ・カーシュ。ヘプバーン、ヨハネ・パウロ2世、ヘミングウェイ、ピカソ、アインシュタイン、クリントン、黒沢明など20世紀を代表する各界の著名人を初め、カーシュがレンズでとらえた80人あまりの顔を通して20世紀を回顧しました。

1999年

  • 〔常設展〕エジプト・ギリシア・ローマ
    古代地中海世界の美術

    1999年4月17日~2004年3月21日

    〔常設展〕エジプト・ギリシア・ローマ
    古代地中海世界の美術

    ギリシャ・ローマという西洋美術の源流を作った地中海文明と、それに先駆けて独自の文明を開花させたエジプト文明について、各文明の発展を明らかにすると共に、5,000年におよぶ歴史のなかで影響し発展していく、広大な芸術交流を223点の作品で紹介しました。
  • モネ、ルノワールと印象派の風景

    1999年4月17日~9月26日

    モネ、ルノワールと印象派の風景

    Monet, Renoir and The Impressionist Landscape

    米国ボストン美術館が開館したのは1876年、まさにモネやルノワールら印象派の画家たちが活躍した時代。名古屋ボストン美術館の記念すべき第1回企画展として、米国ボストン美術館のコレクションの中から選りすぐった名品をモネ、ルノワールを初めとし、コロー、ゴッホなど、19世紀のフランス風景画62点を紹介しました。
  • 岡倉天心とボストン美術館

    1999年10月23日~2000年3月26日

    岡倉天心とボストン美術館

    OKAKURA TENSHIN and the Museum of Fine Arts, Boston

    「茶の本」の著者として、また、東京美術学校の創設、帝国博物館の設立、さらには日本美術院の指導者として、明治期の我国の美術界に大きな足跡を残した岡倉天心。ボストン美術館の中国・日本美術部長としても活躍した天心に焦点を当て、天心ゆかりの作品や収集に関わった作品約80点を展示。同館に残る資料とともに紹介しました。

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